はりこの猫を作ってみたよ

作品の群れ

初めましてのご挨拶はこちらから♪

2017年12月頃の作品 張子です~

2017年12月の作品

張子フェアを開催していた時ありし、ねこまたぎ。

♪はりこってなあに♪

粘土とか木とか最近はペットボトルとか使う人もいるようだけど、

あ、張子の型の話です~

そういった型に紙や粘土とか張り付けて造形するテキなヤツです。

やってみたいと思ったらその時がチャレンジする時ですから。ずんずん始めるねこまたぎです。

まず初めに何で型を作るか。

というさっきのハナシになるんですけれども、

ペットボトルは、思うような形にするのは難しそうです。

木材が一番良いのはわかっています。が、道に迷うのがワタクシです。

ワックスモデラーを生業にしておった時期がちょっぴりございまして、

扱いやすさを考え、とりあえずワックス一択でチャレンジしてました。

ちょうどいいサイズのワックスの塊と言えば、イニシエのキャンドルですよ。

いにしえのろうそくを。。。

おそらく多くの人が知ってるでしょう。

「 新郎新婦 共同作業です~♪ 皆様拍手をお願いいたします~~~~♪ 」

一年ごとの目盛りが刻んであって、何十年もの歳月を数えられる様になってる

ワタクシ世代 結婚式の時の強烈な恥ずかしい記憶が蘇るアレです。

あの でっかいキャンドルですよっ!!

なんの役に立つん こんなもんっ そう言って幾年月。

蜘蛛の巣だらけの物置から発掘されました。

覚えていますか? 輪番停電の時でした。

お風呂と台所2か所に置くため、のこぎりで3つに切られたメモリー(/_;)。

それっきり再度 物置に放置。

何かに使える時が来るかも。。ねこまたぎが考えそうなことです。

そして、その時がまいりました。張り子の型でございますわ。

カワ(・∀・)イイ!!じゃにゃいか^^うふふ♪ 大きさもまあ、悪くないです。

形作るのも カッターの刃でザクザク落とせるし自由自在楽ちんそのもの、

しかし。。。

ろうそくだもん、熱にめっちゃ弱い難点がございました。

冬場でしたからね、べたべたに糊でゆるんだ紙を張り付けて、ストーブの前で乾かしてました。

当たり前です。だら~っと溶けましたっ! 

溶けて型が変形。さらに溶けたワックスが乾いた紙にしみこんで、う~ん、、、

せっかくだから、絵付けして仕上げましたが、、、

さっさと乾かしたいので、熱に弱い型は役に立たんことがわかりましたわ。

木で型を作るよ

そもそもわかっていたんですから、最初から素直にそうすれば良かったんです。

ある程度の大きさの木っ端を一刀彫です。足りないところに別の木っ端が圧着されとります。

無理やり感が何とも言えません。

向かって左は縦に筋が入ってますね。

かまぼこの板を圧着した代物です。

ワタクシはそういう素材が大好きなので、あれやこれや捨てずにとってあります。

もくもくと削ってもくもくと二日ほどかけて型を仕上げました。

そんで こんなにカワ(・∀・)イイ!!の でけたっ てまずは自慢。

張子メイキング♪

探してみたら、こんなお写真ありました~

ご覧くださいませ。

お写真は紙を貼り終わり、型から取り出す切り込みを入れているところです。

糊に浸した紙を 型に貼りつけます。

ワタクシ「高級版画紙」しかも全紙を手でちぎって使いました。

リトグラフに使おうと大切にとっていた上質紙なんですけども。

ケチが過ぎて紙が古くなり残念な焼けシミが出てしまったので、下地に使うことにした次第です。

夏休み宿題用の4つ切り画用紙とかでも十分役に立つと思います。

下張りだったら新聞紙も扱いやすいと思います。

木型に糊がつくと、乾いた後外すのが大変になるので、

最初に木型を覆う紙は水のみで柔らかくした紙を載せます。この時に新聞紙を使うのがいいです。

その後、画用紙などを(ねこまたぎの場合は高級版画紙でしたが)適度にちぎって糊に浸し、柔らかくなったら方に張り付けた新聞紙にペタ。

乾かしながら、厚みが出るまで繰り返し張り付けます。

お写真のサンプルは紙の貼り方が少ないようです。ところどころ薄いです。

もう数枚重ねた方がしっかり出来ますね。

型から外すまで、実際の厚みがわからないので、いくつも作って感覚で覚えるしかありません。

ヨシと思しき厚みまで紙を貼りまくったら、とにかく乾かします。

冬場、ほっとくと2日たっても湿ったままなので、ストーブの前に置いておきました。

が、あまり近すぎると焦げたりするので注意が必要です。

くれぐれも燃えないように火には気を付けてね。

もう一度貼りなおすよ

しっかり乾いたら、型から外し切り口をもう一度貼りなおします。

薄いところを補強するように張りまくります。

納得いくまで貼り固めたら、仕上げに和紙を張りました。

障子紙や、花紙でも良さそうです。

ヨシ と思うまで張り付けてたら、また乾かします~

こんな感じに乾かしておりました。

ある程度のボディ色を和紙の色で決めてもいいかもしれません。

カラフルで楽しいです~^^

絵付けするよ

乾いたら、これまた楽しい作業 絵付けですねっ♪

もう、感覚炸裂♪ 下描きなしでがんがん描きます。

ガンガン描いたら、また乾かすの。

乾いたらラッカー塗ってまた乾かすの。とにかく乾かすの♪

そうして ほら 続々と出来上がりました。

ずらーっと並ぶとなんてカワ(・∀・)イイ!! むっひゃー 

作って良かったはりにゃんです~

張子を作った感想

一体作るのに 時間がめっちゃかかるので、退屈しのぎに最適です。

貼って乾かし、貼って乾かし、塗って乾かし、塗って乾かす。

型を彫り起こすところから考えると、大した作業量です。

のんびり、じっくり 冬の楽しみにいかがでしょうかー♪

あ、くれぐれも火の用心でお願いします。

真夏に日向干しもいいかも?

本日もおまたぎいただき感謝です。

みにゃみにゃ様の健康と幸福を願って。

コメント

タイトルとURLをコピーしました