着せ替え猫人形4と5

作品の群れ

初めましてのご挨拶はこちらです♪

着せ替え猫人形4

着せ替え猫のお人形4番め~

やりたいことを一つ一つ試しながら進んでおりました~。

あ、当時の事ですよ。

 2016年4月頃の作品 着せ替え猫人形4

ボデイを裁断して縫い上げ、綿を詰め、顔を作る。

ボディ完成にたっぷり3時間ほどかかります。

その子の顔を見ながら、どんなお洋服が着たいというのか、次の日まで放置してイメージが降ってくるのを待ちます。

セーターはどんなに単純なものでも平均4~5時間かかるので一日仕事ですし、

ズボンやスカート、靴と鞄。帽子。だいたいどの子でも平均5つのアイテムを付けるようにしていますから、とても、とても完成まで時間がかかります。

まだまだ慣れていない感じで、来上がった洋服が気に入らなければ作り直したり、サイズを測りなおして、パースのゆがみを直したり、、にっちもさっちもいかなくてむきーっと捨ててしまったり、、、、

トライ&エラーの繰り返し。

試行錯誤は今も継続しています。

着せ替え猫人形5

2016年4月頃の作品 着せ替え猫人形5

着せ替え猫人形5番。

よく覚えていますよ。

「Gジャン」作りたくて頑張ったコト。

極力パーツを少なくしながら、それらしくみせるにはどうしましょうかねぇ~。

お人形の服は、人のパターンをそのまま小さくするだけではカッコがつかず、違和感がぬぐえないものです。

コレは、ミニカーや電車の模型に始まり、ミニチュアを制作している人のあるあるではないでしょうか。

正確な縮尺数値なのに、見る人にどことなく違和感を感じさせてしまう。

2次元の作品のパースが、立体物にも必要になり、小さければその分イメージがゆがんできます。

人の視覚が認識する本物の大きさと小さく作られたものとでは、正確な縮尺数値のパースにタマシイの手心を加える必要があるのですね。

コレをワタシは魔法と呼ぶのですが、年甲斐もない気味の悪い発言っぽいので、

断じて言葉には出しませんよ。

人前でせつめいするのなら「目の錯覚」が一番しっくりくる表現でしょうか、、、

目の錯覚にも数値があるだろうとは思いますが、ねこまたぎは感覚だよりですわ。

まあ、とにかく「魔法」とか「錯覚」とか、あいまいな表現のデフォルメが必要になってくるって訳です。

自分で作った猫の人形のボディのクセと、小物の縮尺、そのイメージ。。。。

ワタシの作る猫人形には肩がないのです、ボディに着用させる洋服のパターンを制作するときに、

肩のラインをどう処理するか、仕上げを逆算してそれらしく見せる工夫は、なかなかどうして醍醐味がある作業になってきます。

未だに肩幅に苦労させられていましたが、どうやら最近わかってきました。

ラグラン袖のパターンを採用する方法を思いつきました。

最近はほぼそのパターンで洋服を制作しています。

本日もおまたぎいただき感謝です♪

みにゃみにゃ様の健康と幸福を願って。

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