初めましてのご挨拶はこちらです♪
着せ替え猫人形4
着せ替え猫のお人形4番め~
やりたいことを一つ一つ試しながら進んでおりました~。
あ、当時の事ですよ。

ボデイを裁断して縫い上げ、綿を詰め、顔を作る。
ボディ完成にたっぷり3時間ほどかかります。
その子の顔を見ながら、どんなお洋服が着たいというのか、次の日まで放置してイメージが降ってくるのを待ちます。
セーターはどんなに単純なものでも平均4~5時間かかるので一日仕事ですし、
ズボンやスカート、靴と鞄。帽子。だいたいどの子でも平均5つのアイテムを付けるようにしていますから、とても、とても完成まで時間がかかります。
まだまだ慣れていない感じで、来上がった洋服が気に入らなければ作り直したり、サイズを測りなおして、パースのゆがみを直したり、、にっちもさっちもいかなくてむきーっと捨ててしまったり、、、、

トライ&エラーの繰り返し。
試行錯誤は今も継続しています。
着せ替え猫人形5

着せ替え猫人形5番。
よく覚えていますよ。
「Gジャン」作りたくて頑張ったコト。

極力パーツを少なくしながら、それらしくみせるにはどうしましょうかねぇ~。
お人形の服は、人のパターンをそのまま小さくするだけではカッコがつかず、違和感がぬぐえないものです。
コレは、ミニカーや電車の模型に始まり、ミニチュアを制作している人のあるあるではないでしょうか。
正確な縮尺数値なのに、見る人にどことなく違和感を感じさせてしまう。
2次元の作品のパースが、立体物にも必要になり、小さければその分イメージがゆがんできます。
人の視覚が認識する本物の大きさと小さく作られたものとでは、正確な縮尺数値のパースにタマシイの手心を加える必要があるのですね。
コレをワタシは魔法と呼ぶのですが、年甲斐もない気味の悪い発言っぽいので、
断じて言葉には出しませんよ。
人前でせつめいするのなら「目の錯覚」が一番しっくりくる表現でしょうか、、、
目の錯覚にも数値があるだろうとは思いますが、ねこまたぎは感覚だよりですわ。
まあ、とにかく「魔法」とか「錯覚」とか、あいまいな表現のデフォルメが必要になってくるって訳です。

自分で作った猫の人形のボディのクセと、小物の縮尺、そのイメージ。。。。
ワタシの作る猫人形には肩がないのです、ボディに着用させる洋服のパターンを制作するときに、
肩のラインをどう処理するか、仕上げを逆算してそれらしく見せる工夫は、なかなかどうして醍醐味がある作業になってきます。
未だに肩幅に苦労させられていましたが、どうやら最近わかってきました。
ラグラン袖のパターンを採用する方法を思いつきました。
最近はほぼそのパターンで洋服を制作しています。
本日もおまたぎいただき感謝です♪
みにゃみにゃ様の健康と幸福を願って。
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