再販オーダー人形の場合【着せ替え猫人形23】

作品の群れ

一点物のオーダー、リクエストを受けた時

こんにちは♪ねこまたぎです~

本日はコチラの着せ替え猫のお話です。コレですね。

思い出しました。この子はオーダーでした。

今回は、ちとまじめなハナシ。

一点物のオーダーやリクエストを受けた時の話をしていこうと思います。

おそらく、同じような事に遭遇する作家さん大勢いらっしゃると思います。

一点物という説明があってもそれでも何とかならないか、という相談が来る場合があります。

それぞれの作家さんたちが、それぞれの対処をされていると思うのですが、作家的に非常に悩まい案件と言えます。

激白すると、それはムリ なのですからね。

百歩譲っても似て非なるモノしかできません。

その作家さんのファンで、何度もやり取りがあるなら、もちろんそれを承知の上のリクエストがほとんどでしょうが、悩ましいのは初めての方です。

同じもののオーダーが来る理由

お客さんの立場に立って考えると、簡単な事です。

ポチ合戦にいつも負けてしまう。。。

なんとも羨ましい話ですが、人気作家さんの場合こういう争奪戦が起こりえます。

そんな作家になってみたいもんですが、それはそれで考えなければならない事も出てきそうです。

ハンドメイドサイトで【一点物】をうたっている作品や、作家さんの注意書きに、【オーダーお受けしていません】としっかり明記されているのは、超人気作家さんである事の証といってもいいでしょうな。

なぜ同じものの製作がムリなのか

このお人形の時、それが起こりました。

17番さんと同じものを というご要望でした。

たいした作り手ではないねこまたぎには、ちょお~嬉しいお話。

ねこまたぎテキに快挙に近い事態です。

出来る事なら同じモノを作って喜んでいただきたい~~~~。

冷静に考えれ、どこをどう頑張ってもそりゃムリなんじゃ。

両極端な葛藤に身もだえいたしますわ。

発作的に作るねこまたぎには、同じものの制作などもってのほか。難しいを通り越して、ムリっす。 

すでに手元にないモノですから、サイズ感やボリュームも記憶だよりになってしまうコト。

使用した布やパーツがそもそも一点ものばかり。

たとえ素材が残っていたとしても、ちょっとしたところの違いが重なり、ヒトツのお人形の個性になってくるので、出来上がった時には、驚愕の違うお人形になってしまうって訳です。

キャンセル大前提の覚悟で引き受ける

実はね、ワタクシの場合 コレお受けします。

ムリを承知でチャレンジするんです。(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪ 

つーかね、受けてから考える最悪な作家。。。だって、人気作家じゃないんだもん。。。(´;ω;`)

正直なハナシある意味これは、チャンスじゃないのかなぁ~ととらえています。

当然の事ながら、同じ雰囲気の、違うお人形を目指すしかないので、そこをどうにかわかって頂き、チャレンジさせていただきます。

どんなに、雰囲気を似せて作ったとしても、そらもう違うものなので、

出来上がりを画像にて確認いただき、改めてご縁のご検討のお約束です。

違うと思ったらどうぞ遠慮なく購入を控えてほしい旨お伝えするのです。

ようするに、キャンセル大前提で制作する訳ですよ。

作る事はやぶさかではないし、頼まれなければ同じモノなんか作ろうとしません。自分の腕前で、どこまで似せてできるのかも気になるところです。

出来あがるお人形は、真似て作ったお人形の偽物になってはいけないと、細心の注意を払って作ります。

出来たお人形にも失礼な気がするし、、、似ていても違う。どちらも本物一点物。

手を抜くことはありませんから、自信をもって発表できるんですけど、、、、

お客さんにとってはどうなのかなと思っています。

お客さんの思いやりに胡坐をかいてはいけませぬ

お人形のオーダーでキャンセルになったコトは、ありませんが、

「欲しかったのと違うのは残念だけれど、これも可愛いから」

そういった作者への思いやりが多分にある事は明らかですね。

リクエストしてくださった人の多くは、多少なりとも我慢する結果になってしまう。

もちろん満足される人もいるでしょうし、そこまで考えなくてもいいんじゃない?というラフな考えもアリでしょうが、、、、

製作者が絶対に忘れてはいけないと肝に銘じている事、

少なくともねこまたぎは絶対にお客さんの思いやりに甘えちゃならんと肝に銘じておる訳です。

「ねこまたぎの品だから」という理由付けをしっかり理解して、真摯に作り、ひとつひとつ向き合う必要があると思っています。

応援をして下さる皆さんには、本当にありがたいかぎりです。

本日もおまたぎいただき感謝です♪

みにゃみにゃ様の健康と幸福を願って^^

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